耳をすませば

1995年5月 Dolby SR-D

◆映画タイトル:耳をすませば

◆公開年・配給:1995年/徳間書店

◆時間:カラー 111分

◆原作:柊あおい

◆監督:近藤喜文

◆声の出演:本名陽子/高橋一生/小林桂樹/露口茂/立花隆/室井滋/山下容莉枝/佳山麻衣子/中島義実/飯塚雅弓/高山みなみ/岸部シロー/笛吹雅子/江川卓/中村晴彦ほか

内容紹介

ジブリがいっぱいCOLLECTION
『耳をすませば』

<ストーリー>
月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、周りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修行をしようと決意している少年。その少年こそが「天沢聖司」であった。雫は聖司に惹かれながらも、将来の進路や未来、そして自分の才能にもコンプレックスと焦りを感じていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。

<映像特典>
●絵コンテ
●予告編集
●「バロンのくれた物語」背景画集 ~井上直久・アートの世界~
●スタジオジブリ最新制作情報

内容(「Oricon」データベースより)

柊あおい原作のコミックを、スタジオジブリの製作でアニメ化した、中学3年生の月島雫と天沢聖司の淡い恋を描いた名作青春アニメ。声の出演に本名陽子、高橋一生ほか。

レビュー

少女漫画を基に宮崎駿がアレンジを加え脚本化した青春ストーリー。ほかの宮崎アニメ同様、本編と完全リンクした絵コンテ付きだ。読書好きの中3少女がヴァイオリン職人を目指す少年と出会い、恋に発展するのと同時に、将来の見えない自分へのコンプレックスとして跳ね返ってくる。そんな思春期ならではの甘くて苦い出来事は、なんと輝いていることか……。今更ながら、故人となってしまった近藤喜文監督の才能に感服! 進路に悩む世代に観てほしいのはもちろんだが、もっと上の人たちにも楽しんでほしい。忘れていたきらめきを取り戻せるかもしれない。『猫の恩返し』は本作の姉妹編的作品。その情報も特典ディスクに収録されている。 (米田由美) — 2002年07月号 — 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)

製作プロデューサー・脚本・絵コンテ: 宮崎駿 監督: 近藤喜文 原作: 柊あおい 声の出演: 本名陽子/高橋一生/立花隆/室井滋/露口茂/小林桂樹
内容(「CDジャーナル」データベースより)

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