映画 「タイトロープ ―アウトサイダーという生き方―」

映画 「タイトロープ ―アウトサイダーという生き方―」

2013年5月DCP

レギュラーの大会映像とは別に新たに撮影・編集されたドキュメンタリー。丁寧に繊細に紡ぎ上げられた選手たちのリアルな声、リングにかけるアウトサイダーたちの情熱が、観る者に爽やかな感動を呼び起こす。

■2013年11月シネマート六本木他、全国劇場公開作品
■THE OUTISDER出場選手たちのリアルな生き様を追いかけたドキュメンタリー作品
■爽やかな余韻を与える感動作として著名人からも賞賛コメント多数!

【ストーリー】人生は綱渡り《タイトロープ》のようなものだ。
この映画は、格闘技を通じて、人生を少しだけ変えようとしている男たちの本音に迫ったドキュメンタリーである。2008年3月、元プロレスラーの前田日明は、アマチュアによる総合格闘技大会THE OUTSIDERを立ち上げた。「不良」と呼ばれる若者たちに更生の道を用意し、優秀な選手をUFCといったメジャー団体の大会にプロデビューさせることが目標だが、現役の弁護士や医学生、公務員も参戦している。アウトサイダーとは、異端者。はみだしもの。社会からの孤立者という意味もある。孤児、両親の離婚、家庭内暴力、中学中退、ハーフ、暴走族、少年院出身…選手たちの多くは、問題や困難を抱えて育ってきた。
前田日明は、自らの生い立ちや思春期に味わった喪失感や孤独感と似たものを選手たちに感じているという。「俺はここで“あしたのジョー”を見つけますよ」旗揚げの記者会見で、前田日明は言った。そういえば、矢吹丈も孤児であり、少年院出身だった。苛烈な青春をおくってきた男たちが、タイトロープを渡っていく。その姿をドキュメントすることは、彼らの人間性とその背景にあるものを目撃することである。同時に、私たちの社会が抱える問題が浮き彫りになるかもしれない。タイトロープの先には、「あした」は見えるだろうか?

【キャスト】黒石高大、吉永啓之輔、堀鉄平、鷹亜希、金太郎、土橋政春、ダグラス、和田周作、雅哉、宮永一輝、佐野哲也、谷山lucky文隆、前田日明

【ナレーション】吉川晃司

【監督】 本田昌広

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次