Zabbixを使用したネットワーク監視 その3

こんにちは! パンダスタジオの中村です。
先日、Zabbixを使用したネットワーク監視についてご紹介しました。
またその2では、監視対象のホストを登録する方法を紹介致しました
今回は、ローレベルディスカバリ機能を使用して、アイテム・トリガ・グラフを登録する方法をご紹介致します。
eスポーツ案件だと傘下PCが多いので、スイッチングハブの各ポートの監視をチマチマ手動登録するの大変なので。

今回の設定は Pocketstudio.jp log3【ZABBIX】やっぱりLLD(ローレベルディスカバリ)は最高だぜ!を参考に致しました。有難いことです。

Zabbixの設定 (の前に) 監視対象機器でSNMPの許可

さて、今回はYAMAHA SWX3200シリーズを監視したいと思いますので、コマンドリファレンスを元に、設定を行います。

5.1 SNMPv1 設定例
SNMPv1によるネットワーク監視を以下の条件で実現します。

読み出し専用のコミュニティ名”public”を設定します。
トラップの送信先を”192.168.100.11″に設定し、トラップのコミュニティ名を”snmptrapname”とします。

Yamaha(config)# snmp-server community public ro   … 1
Yamaha(config)# snmp-server host 192.168.100.11 traps version 1 snmptrapname … 2

IPアドレスやコミュニティ名は適宜変更ください。

Zabbixの設定

Zabbixの設定は、ホストの追加を行います。
これは、前回やったものと一緒ですね。
SNMPインターフェースの設定を行います。


また、テンプレートの設定を行います。


あとは待つだけです。

はい、如何でしたでしょうか。認識したらアイテムやグラフ、トリガーが増えます。
認識(この場合は発見?)には時間がかかるばあいがあります
しばらく経っても認識しない場合、監視対象の設定を確認してください。
ホストの画面で SNMP がグリーンになっていれば何れ認識されると思います。



というワケで、スイッチングハブのポート毎の流量を監視しているスクリーンです。


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